活動報告
2024年10月23日
活動報告令和6年度 全国病院歯科衛生士連絡協議会
令和6年度 全国病院歯科衛生士連絡協議会 参加報告
開催日時:令和6年9月22日 14:50~17:00
開催場所:朱鷺メッセ(日本歯科衛生学会第19回学術大会併催)
全国病院歯科衛生士連絡協議会は病院に勤務する歯科衛生士が、多職種連携や地域連携における知識・技能の習得及び最新の情報の共有化を図り的確に対応することを目的として開催されています。まず、吉田会長より挨拶、前厚生労働省医政局 歯科保健課長 小椋正之先生による「歯科保健医療に関する最近の動向」について講義がありました。講義では令和7年度の概算要求について講義があり、様々な目的のための予算が組まれていることが分かりました。人材確保、育成のための物もありました。
次に病院委員よりグループワークについての説明を受けてからグループワークを行いました。グループワークでは歯科衛生士ラダーの活用、歯科衛生士力の評価について①周術期等口腔機能管理(専門的口腔衛生処置)②多職種連携による自立のための口腔衛生管理・セルフケア支援③口腔外科領域における診療補助④歯周基本治療管理⑤有病者の口腔衛生管理各2グループ、計10グループに分かれて実践項目別にラダーの作成を行い、作成したものをそれぞれのグループごとに発表しました。
看護師ではラダー別の研修や評価が行われていて、同一の物を使用しているため勤務する施設が変わっても同じ評価基準で勤務することが出来ます。ラダーは経験年数ではなく経験の質での評価になります。また、ラダーがあることにより現状把握や目標設定が行いやすくスキルアップにつなげやすくなります。また、病院に勤務していると人事評価がありますが歯科衛生士の評価は規定に当てはまらずなんとなくごく一般的な普通の評価になっている現状です。
今回全国病院歯科衛生士連絡協議会にさせ頂きグループワークしながらも他施設に勤務する方と意見交換や議論が出来有意義な時間を過ごすことが出来たと思います。
理事(臨床歯科保健)
持田 雄子