活動報告

2024年6月4日

活動報告令和6年度第1回歯科保健事業従事歯科衛生士研修会

 口腔と全身疾患の関係が注目されている中で歯周病原菌は、潜伏状態のウイルスを再活性化する.ウイルスの増殖は宿主の免疫低下を招き、歯周病原菌の増殖を促進する.歯周病患病巣部では、細菌とウイルスによる「炎症の負のスパイラル」が起こっている可能性がある.また、EBV関連自己抗体の産生も起こっているかもしれない.口腔には細菌のみならず、多くのウイルスが存在する.自分の歯周病は何が原因でどういった状態にあるのかをはっきりすることで患者さんの意識もかわっていくと思います.日々の診療の中で患者さんそれぞれにあった情報を提供することで患者さんの健康により良く携われるよう努めていきたいです.


活動報告 一覧